高度富栄養化都市

アンタ、飲めるのかい?

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南高梅

南高梅!!


南高梅にまつわる思い出をお話しましょう。
自転車で各地を旅していた頃があります。
歯ブラシからテントまで自転車に積載するのが私の旅スタイル。
夜は適当な場所を見つけてテント設営。
自転車をこいで移動すること自体が目的なので、どうしても朝から晩までこぐことになる。
もちろん日が暮れると綿のように疲れて、泥のように眠ることになるという清く正しい汗まみれの青春。
え、お風呂?
それはノーコメント。

紀伊半島を一周した際に、和歌山県南部町の公園でキャンプサイトにすることに。
翌朝出発準備をしている時、通りがかった近所のお父さんとしばし世間話。
そろそろ話を切り上げて出発しようかという時、お父さんがお店から梅干を持ってきてくれた。
そのお父さんの正体は梅干屋さんのご主人だったのだ。
栽培は分からないけれど、製造から販売まで手がけているご様子。
むろん南部町なので世にも名高い「南高梅」。
ギニアあたりにもっていけば同じ重量のダイヤと等価交換されるという、天下の梅干。
というのは今考えました、ごめんなさい。
ご主人いわく「疲れた時に食べると疲労回復にイイよ」とのこと。
まさしく真夏のツーリング時に大きなアシストとなった。
あの梅干がなかったら、今頃は南紀方面の路傍の露と化していたかもしれない。
休憩時に一粒ほおばると嘘みたいに疲れが取れる。
旅の最中でテンションがアゲアゲだから、多少はプラシーボ効果的なものもあると思うけれど、信じるのはイイことだ。
「俺を信じて嫁はんになってくれや、ヨシ子さん」なんて感じかな。
以来、私は梅干の熱烈な支持者になりました。
むろん銘柄は南部町の梅干を指値買い(株はやったことないけれど)。
旅はエエな〜。

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